10代のみずみずしい恋愛模様にセンセーショナルなテーマを織り込んだ鮮烈の青春ラブストーリー。
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許されることのない罪、癒やされることのない傷を背負うことになった少年と少女。17歳の揺れ動く気持ちとリアルな心の声が繊細なタッチで描かれ、それでもなお純粋にひかれあうふたりの愛と希望の物語が、リアルな感動を呼び起こします。ヒロインのはつ実には、人気モデルで、今後女優としても活躍が期待される新人・吉倉あおい。隆太郎を演じるのは、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を史上最年少で受賞、本作が3年ぶりの映画主演となる柳楽優弥。 監督は、独自の世界観と映像美で高く評価され、すでに国内外の映画祭などでも注目を集める新鋭・金井純一。さらに主題歌は、小林武史×Salyuの最強タッグ。この映画のために書き下ろした楽曲「ライン」が、作品を包み込むように深い余韻を残してくれる。
タイトル | 「ゆるせない、逢いたい」 |
監督・脚本・編集 | 金井純一 |
キャスト |
吉倉あおい 柳楽優弥 新木優子 原扶貴子 中野圭(劇団前方公演墳)/ダンカン 朝加真由美 |
主題歌 | 「ライン」Salyu 作詞・作曲・編曲:小林武史 |
製作・ 配給 | S・D・P |
公開日 | 2013年11月16日 |
公式Facebook | |
コピーライト | (C) S・D・P/2013「ゆるせない、逢いたい」 |
父との死別を機に、母と共に郊外に引越してきた高校生のはつ実(吉倉あおい)。
古紙回収で家の近所を回っていた隆太郎(柳楽優弥)と知り合い、ふたりは恋に落ちる。
だがある日、母親と口論になったはつ実は、隆太郎との唯一の連絡手段だった携帯電話を壊してしまう。途方にくれるはつ実と、はつ実からの連絡が途絶えたことで、嫌われたと思い込む隆太郎。やがてふたりが再会した日の夜。昂ぶる感情をおさえられない隆太郎は、勢いにまかせてはつ実を襲ってしまう。やがて事件は、弁護士であるはつ実の母(朝加真由美)によって明るみになり、加害者と被害者の関係となったはつ実と隆太郎は、互いに連絡を遮断されてしまう。心と体の葛藤を抱えるはつ実は「ゆるせない」絶対的な気持ちと、ほんのわずかに残っている「逢いたい」気持ちの間で揺れ動く。そしてはつ実が下した驚きの決断とは――。