「シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった二人」

           

         経済に目覚めた2人は、なんとアラナイ(だいたい90歳)

         今やらなきゃ、死んじゃうじゃないっ!

 

シャーリー&ヒンダs.jpg
配給作品
 

経済学は難しすぎて理解するのに何年もの勉強が必要だから、経済成長なんていう問題は専門の経済学者に任せればいい。と、思っている人も多いはず。

 

シャーリーとヒンダは大金持ちでも、ビジネスマンでもない、ただのおばあちゃん。

当初は「買い物に行くくらいしか思いつかない」といっていた2人が、好奇心の赴くまま質問を重ねる度に、どんどん知識を吸収し成長していく。

大型ハリケーンのように周囲をとりこみ、騒動を巻き起こし、好奇心の赴くまま「わからない」ことが知りたいという欲求を満たしていくやんちゃな二人。

その姿に、どこの新聞にも書かれているありふれた話題でさえ、どんなに私たちは深く考えることなく、知っているつもりで見過ごしていることを気づかせてくれる。

そして、好奇心旺盛で色々な事に興味を持ち続けることは、人生をより豊かにすると気づかされる。

タイトル 「シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった二人」
監督 ホバルト・ブストネス
出演 シャーリー・モリソン ヒンダ・キプニス ほか
上映時間 82分
配給 S・D・P
原題 TWO RAGING GRANNIES
コピーライト Faction Film©2013
公開日 2015年9月19日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
   

ストーリー

 

アメリカ・シアトルの片田舎に住むシャーリーとヒンダ。

2人は30年来の大親友。お茶を飲みながら話す2人の最近のネタは「経済成長ってどうなの?」ということ。

You Tubeで発見したケネディ大統領の経済危機についての演説を聞いた2人はいてもたってもいられなくなり、

大学生、大学教授、経済アナリストに「経済成長」について聞きまくる。

 

バカにされ、門前払いをくらい、脅されても2人の「知りたい」という情熱は止まらない。

 

何処に行っても、満足する答えを得られないシャーリーとヒンダは、一大決心!

住み慣れたシアトルを飛び出して、世界経済の中心NY、ウォール街へ

そこで待ち受けるのは、世界経済を牛耳っている大企業のCEOたち。

シャーリーとヒンダは財界トップの集まるウォールストリート・ディナーに乗り込んで直接対決!思わぬ事態を巻き起こす…。