こわい肺炎から命を守る!ゴエン予防体操

 

水を飲むとき、むせこむことありませんか?それ、誤嚥性肺炎の危険信号です!
死亡原因の第3位! 新たな国民病、とりわけ高齢者にとって恐ろしい誤嚥性肺炎は体操で防げます。
のど(喉頭)の筋肉が弱り始める40代から、50代、60代、70代、病気で寝込んだ状態になっても、のどまわりをきたえれば誤嚥のリスクは減って、元気に長生きできるんです!

 

 

 

タイトル こわい肺炎から命を守る!ゴエン予防体操
著者 久野秀隆
医療監修 秋冨慎司
発売日 2018年4月30日
価格 1,389円+税(税込:1,500円)
サイズ B5判正寸 仮製薄表紙カバー掛け
ページ数 32ページ
ISBN 978-4-906953-61-5
発行 SDM
発売 SDP

 

誰にでも、いくつになっても、無理なくできるまったく新しいエクササイズ
「ゴエン予防体操」は毎日3度、食前のわずかな時間に行うだけでOK!
基本の体操×5
~考える人・カメレオン・フグ・アザラシ・ワッハッハ
応用の体操×7
~手鏡・柿もぎ・お盆持ち・壁押し・合掌・押し出し・首回し
特別な道具は一切不要、楽しく、簡単な動作を行うことで、のどイキイキ元気に!

すべての体操は、付属のDVDを見ながら一緒に行うことができます!!

――著者のことば――
元気な「のど」で毎日を生き生きと!
久野秀隆
日々、65歳以上の皆様を対象に、健康づくりの方法、運動などを指導する立場として、ご高齢の皆さんの元気には驚かされることが多く、日々こちらが活力をいただいています。一方、介護施設などに伺うと、要介護や寝たきりの方がたくさんいらっしゃるのも事実。その違いは主に、年齢とともに衰える筋肉をどれだけ維持し生活の質を落とさないか、という点にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
なかでも見逃されがちなのが、首から上の筋肉の若さ。特に、のどとそのまわりが元気を失うと、飲み込む、喋る、笑う、呼吸をするのに不自由が生じ、やがては体全体が衰えてしまう恐れが少なくありません。介護の世界では「握力の衰えは全身の衰え」ということが言われますが、私などは「のどの衰えは生きる力の衰え」と思うこともしばしばです。
近年は、特に「誤嚥」とそれによる「誤嚥性肺炎」が、高齢化における大きなリスクになっています。人生100年時代、いつまでも元気で楽しく生きられるためにも、ここにご紹介する「ゴエン予防体操」をぜひ、毎日の習慣にしてください。

「飲み込む力」があなたの命を守ります
秋冨慎司
私たちが生命を維持するうえで最も大切な機能、それは「嚥下力」つまり「飲み込む力」です。生き物にとって不可欠な栄養や水分の補給は、きちんと飲み込む力あってこそ――とりわけご高齢の方にとっては、これがきちんとできるかどうかは生死の問題に直結します。
飲み込む力の衰えは「誤嚥性肺炎」という怖い病気も引き起こします。最近、ご高齢の方の肺炎による死亡がクローズアップされていますが、じつはその約7割を占めるのが「誤嚥性肺炎」です。詳しくは、この本のなかでご説明していますが、がんなどと同じくらい致死率の高いこの病気も、飲み込む力の衰えからくる「誤嚥」が最大の原因。治療には毎年莫大な医療費が費やされ、ひそかな社会問題になりつつあります。
飲み込む力は生きる力――そのことを、私自身は災害時の医療を通して東日本大震災の時の避難所での対応や、多くの重症患者が運ばれてくる救急医療にたずさわるなかで、とても強く感じていました。飲み込む力の衰えたお年寄りが、みるみる衰弱して寝たきりとなり、あるいは誤嚥性肺炎によって目の前で亡くなっていく。そんな悲しい経験があったからこそ、皆さんには衰えた「飲み込む力」を取り戻し、できるなら衰える前にこれを守っていただきたいと切に思います。
この本にご紹介する「ゴエン予防体操」で、皆さんもご自分の健康と生命をしっかり守っていただくよう願ってやみません。

 

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